けさ読んでいたこの記事に、ハッとする表現がありました。

テレビCMをYouTube広告に転用は効果なし 眞露が失敗で学んだ作法(日経クロストレンド)

この記事はYouTube広告の成功事例についてのものですが

『「YouTubeの広告は、95%が最初の5秒で離脱する」と言われる』
『「完全視聴率」は6分超の第2弾で20%と驚異的な数値をたたき出した』

この2文にご注目ください。

当社が今年11月から12月にかけて取り扱った、あるradikoオーディオアドの完全聴取率は「97.76%」でした。
詳しい数値は申し上げることが出来ませんが、数十万回配信してこの完全聴取率です。
YouTube広告では20%が「驚異的」と言われる……これは生活者の実感としてご理解いただけると思います。
みなさんがYouTube動画を見る時、最初の数秒間は「画面の右下」をご覧になっていると思います。
つまり「広告をスキップ」の表示が出るのを待っているのです。
だから「5秒で離脱」となるし、「完全視聴率20%が驚異的数値」となるのです。
広告をスキップするボタンを設置しないと広告媒体としての価値が維持できなくなる……
YouTubeにはそんなジレンマがあるのです。

「とは言え、YouTubeとradikoでは利用者の桁が違うでしょ」
そうですね。桁違いです。
でも考えてください。デジタル広告は「指定したターゲット何人に、何回接触する」を発注する広告です。
つまり広告で得られる成果に「媒体力」や「聴取率・視聴率」、「接触時間帯」などは関係ないのです。
ということは、YouTubeであれradikoであれ、「完全聴取(視聴)1回」は同価値です。
(視覚情報と聴覚情報の違いなどを無視しているので若干乱暴ですが)

ならば、YouTube広告とradikoオーディオアド。活用しやすいのはどちらか。
お解りいただけると思います。
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