紺屋の白袴?
──ラジオ局内の“盲点”とSEVENの解決策
「ラジオ局が制作したCM素材が、RadiPosに登録できない」。意外と多いお悩みです。原因と対処、そしてSEVENの支援体制を分かりやすく解説します。
よくあるご相談:「RadiPosに登録できない」
広告主様や広告会社様から、次のようなお問い合わせをいただくことがあります。
「ラジオ局に制作してもらったCM素材が、RadiPos(ラジオCMオンライン送稿システム)に登録できない。適正なCM素材になるよう修正して、RadiPosに登録して欲しい」
番組とCMは別体制で制作されているラジオ局も多く、CM搬入基準と放送用の音声仕様が異なることが十分に共有されていないことも少なくありません。しかしそれは、広告主様や広告代理店様にはご理解いただける理由ではありません。
RadiPos登録NGになる主な原因
- 無音区間(ノンモン)が長すぎる/短すぎる:規定の長さを外れている。
- ラウドネス・音量基準の不適合:現行のラジオCM搬入基準に合致していない。
- サンプリング周波数の不一致:規定の
48 kHz
ではなく44.1 kHz
で制作されている。 - 圧縮形式での納品:mp3 など登録できないファイル形式で納品されている。
結果として、「ラジオ局制作のCMなのにRadiPosに登録できない」という不幸な状況が生まれてしまいます。
SEVENの解決策:バーチャル内製を実現する「CM制作係」
SEVENでは、放送現場の実態を踏まえたサービス「CM制作係」をご提供しています。
- 常にRadiPos搬入基準を満たした状態で納品(フォーマット/ラウドネス/無音処理を含む)
- RadiPosへの登録代行も無償サポート:素材の最終チェック〜登録代行まで一気通貫で支援
- “バーチャル内製”体制:SEVENが局内制作と同様に機能し、品質とスピード、コストを保証
ご依頼〜放送までの基本フロー
- ヒアリング:尺/想定オンエア開始日/入稿締切/原稿クリエイティブの可否などを確認
- 制作・編集:原稿・収録・編集。ラジオCM搬入基準に沿った完パケを実施
- 規定チェック:「CM規定チェックシート」で品質を保証
- 登録代行:RadiPosへの素材登録の代行も可能です。
- オンエア:客先向け検聴ファイルや同録データの手配も可能
オプションで広告主様や広告代理店様向けのCM制作窓口業務も代行いたします。
よくある質問(FAQ)
Q. mp3で納品された素材は使えますか?
A. 原則として放送搬入は非圧縮(リニアPCM)を推奨します。mp3納品の場合は、SEVENが適正なフォーマットに調整します。
Q. ラウドネス基準が分かりません。
A. 民放連と日本広告業協会は「ラジオCM素材搬入基準」を2023年11月に改訂しました。リンク先(民放online)に分かりやすくまとめてありますのでご覧ください。
Q. RadiPos登録は依頼できますか?
A. はい、「CM制作係」ご契約のラジオ局様の場合、登録代行は無償で対応します。また広告主様や広告代理店様も含め、RadiPos登録代行のみのご依頼も可能です。詳しくはこちらをご参照ください。
Q. 局内の人手が足りません。
A. “バーチャル内製”としてSEVENが実務を代行し運用できます。スポット的な繁忙対策にも有効です。
ご相談・お問い合わせ
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