株式会社SEVENのラジオ番組制作と
デジタル音声コンテンツ制作
90年代後半から2000年代、ラジオは苦境に立たされてきました。
インターネットの普及やテレビの多チャンネル化などに翻弄され
メディアとしての価値低下傾向が続いてきたことは事実です。
しかし2010年にradiko.jpによるラジオ放送のインターネットサイマル送信が実現し
2014年にはエリアフリーサービス、2016年にはタイムフリーサービスが導入され
ラジオを取り巻く環境は大きく変化しました。
2023年に株式会社RECCOOが発表したZ世代の4マスメディアに対する利用調査レポートでは
ラジオはテレビに次ぐ2位のメディアとなり、情報があふれる時代だからこそ
「聴覚のみで接触できる」ラジオ/音声媒体の強みが若者層に受け容れられている事実が明らかになりました。
また「若年層の利用メディア調査」(テスティー)では
10代の24.4%、20代前半の24.0%が、スマートフォンでラジオを聴取していると発表されました。
同調査で、スマートフォンでテレビを視聴する10代は28.1%、
20代前半は25.6%であることを考えると、
ラジオは我々「業界人」でさえ予想し得なかった勢いで若年層に浸透しつつあります。
映像メディア/プラットフォームが消費者の限られた可処分時間を奪い合い
市場の飽和と、結果としての価値低下に苦しむなか
消費者の視覚を奪わない気軽さや、SNSとの親和性などで再評価されているのです。
またコンテンツの高品質化に対して、ユーザー側の経済的負荷が低いことも
新しいテクノロジーの出現を促しています。
いま音声メディアは、最後の”ブルーオーシャン”として、注目を集めています。
その一例として、現在弊社が制作している番組をご紹介いたします。
下記の番組以外にも、コミュニティ放送から海外局まで、SEVENの番組は各地でOA中!
ラジオで、スマホで、PCで、ぜひお聴き下さい。
地上波ラジオ放送
地上波ラジオ放送は、2010年にスタートした
IPサイマルラジオ「radiko.jp」などにより、
近年改めて注目されています。
誰もが持っているスマートフォンで、無料で聴ける。
仕事やゲーム、SNSの途中でも楽しめる。
月額数百円で、全国の放送局を聴取できる…などの理由で
これまでのラジオファン以外にも裾野が広がっています。
■週刊 日経トレンディ&クロストレンド
番組出演者:佐藤 央明(日経クロストレンド編集長)・澤原 昇(日経トレンディ編集長) ほか
放送実施局:毎週月曜日22:25-22:50 ラジオNIKKEIで好評放送中!
毎週月曜日・nikkei TRENDY netでポッドキャストも配信しております。
※日経電子版「映像」ディレクトリで、映像版ダイジェストを配信しています。
■マネジメントのすゝめ
番組出演者: 安藤広大(株式会社識学 代表取締役社長)・上田まりえ(タレント)・ジグザグジギー(タレント)
放送実施局:毎週水曜日12:15-12:30 ラジオNIKKEIで2022年10月まで放送いたしました。
■グローバルヘルス・カフェ
番組出演者:田村豊光氏(国立国際医療研究センター)・藤沢久美氏(国際社会経済研究所 理事長)
放送実施局:ラジオNIKKEIで好評放送中!
※ポッドキャストでも配信しております。
■クリンビューpresents ガレージライフ
番組出演者:上田まりえ・月替りゲスト
放送実施局:2021年-2022年 ラジオNIKKEI「RaNi Music♪」で放送いたしました。
2023年夏まで、radiotalkでオンライン版を配信しております。
■Lifestyle Council
パーソナリティ:竹仲絵里
レポーター:柴田幸子・井手美穂・宮世真理子・柳原亜希子ほか
放送実施局:2016年10月から2021年7月まで、CROSS FMにて放送いたしました。
※いずれの番組も、IPサイマルラジオ「radiko.jp」や「radiko.jpプレミアム」でお聴き頂けます。
オーディオブック
「聴く読書」として急速に普及しているオーディオブック。Amazonのオーディオブックプラットフォーム「audible」では聴き放題のサブスクリプションサービスも始まり、需要は急拡大しています。SEVENでは、ビジネス書を中心にオーディオブックの制作も多数手がけています。自社収録環境を持つため、コストとスピード、品質を両立した制作を可能としています。
<最近の制作>
■ソニー再生 変革を成し遂げた「異端のリーダーシップ」(平井一夫・著)
■シン・君主論 202X年、リーダーのための教科書 (冨山 和彦, 木村 尚敬・共著)
■リセットの習慣 (小林 弘幸・著)
スマートフォンアプリ内音声コンテンツ
また株式会社SEVENでは、スマートフォン向けアプリ用の
ナレーションやデジタル音声コンテンツの制作も行っています。
Voicyやradiotalkといった音声コンテンツプラットフォームにもいち早く参入。
ニュースやゲームなど、その幅も多様。社内収録環境を活用することで
ローコストで高品質なコンテンツを制作することが可能です。
■Voicy「私の履歴書」
日本経済新聞の人気連載「私の履歴書」がスマートフォンで聴ける!
音声プラットフォーム「Voicy」で、2020年春から配信開始。
経済界を中心とした著名人の聞き語りを、より聴きやすいナレーターによる収録で
お届けしています。
■Voicy「日経の本ラジオ」 (制作協力)
日経BPの新刊・注目書籍を紹介する「日経の本ラジオ」。
著者や担当編集者が、書籍を直接解説。読者の方々の参考になる情報を発信しています。
この番組は、国内外をオンラインで結んで収録を行っており
コロナ禍にあっても良質なコンテンツを発信しています。
<過去実績>
■LissN(リッスン)
日本経済新聞社の主要ニュースを平日毎朝5本、英語と日本語で配信するデジタル音声コンテンツ。
アメリカやイギリス出身のネイティブスピーカーが記事全文を読み上げます。
聴くだけではなく、記事中の気になる単語を簡単に調べることもできるなど、
満員の通勤車内でも、英語の勉強と情報収集の2つを同時にできます。
会員制サイト内 Webラジオ
そのほかにも、株式会社SEVENでは
アーティストの会員制ファンサイトなどにおける
ラジオ番組風デジタル音声コンテンツなどの制作も行っています。
「ここでしか聴けないアーティストのとっておき」は、
誘客の切り札として高いコストパフォーマンスを発揮します。
■441kzch(ヨシイカズチャンネル)
吉井和哉さんファンサイト
会員限定音声番組「Log:Music」「New Atelier」「Call you」「Conversation」などを配信中!
企業/組織内音声コンテンツ
これまでの紙やウェブサイトに代わる「声の社内報」(社内向けデジタル音声コンテンツ)が注目を集め、更にリクルートやIRの観点から発信される企業ポッドキャストなども増加しています。「トリプルメディア」の時代にあって、これらのコンテンツはオウンドメディアとして重要度を増しています。
SEVENは複数の上場企業の企業内音声コンテンツを企画・制作しています。通常のコンテンツではなく、同時に広告でもない新しいコンテンツには、クライアント企業への深い理解と、事業についての「経済報道ともパブリシティ取材とも違う」知識・知見・表現手法が必要です。
当社は世界有数のブランドコンサルティングファームと連携し、経営から内定者までの意識統一を目的とした社内ブランディングや、中長期の経営計画などの共有、職位に関係なく主体的に聴取できるエンタテインメント性を持った社内広報コンテンツなどを制作しています。
こちらは業務の性質上実績等が記述ができないことが殆どです。ですのでご興味ありましたらお知らせください。サンプルをお聴きいただけるよう手配いたします。
※ご参考までに、弊社が制作に参加している「声の社内報」についての記事をご案内いたします
「オカムラを知る!オカムラによる、オカムラのための『オカムラジオ』社内放送中!」(株式会社オカムラ)
ハイレゾ・ストリーミングラジオ
株式会社SEVENは、2015年から2023年1月まで配信されていた
世界唯一のDSD5.6MHz方式によるストリーミングラジオ
「PrimeSeat」の番組制作を受託していました。
まったく新しいスタイルの音声コンテンツ制作にも
積極的に参加し、ノウハウの蓄積を続けています。
どのような番組を制作していたかをお知らせします。
■BODY&SOUL-A Wonderful Jazzy Night
番組出演者:曽根純恵・室照美
南青山の名門ジャズクラブ「BODY&SOUL」で、DSD5.6MHzによるライブ収録を実施。
高音質で演奏が楽しめるだけでなく、曲間の演奏者や観客の息遣いや
グラス、カトラリーの音までを再現。目を閉じて聴けば、BODY&SOULの客席を体感できる番組です。
■Nightingale
番組出演者:後藤沙織・宮世真理子・神乃ちよ
一日の終わりに、心落ち着く女性ナレーションで素敵な話題をお届け。
敢えてリップノイズなども残し、通常のラジオとは明確に違う音響空間を演出しました。
■Breath of the planet
番組出演者:根津貴行
日本国内のあらゆる大自然や風俗を、DSD5.6MHz+バイノーラル録音で取材した番組。
「おわら風の盆」や「秩父夜祭」といったお祭りの貴重な音声アーカイブや
「北海道・冬の終わりの海辺」や「奈良・春日山の川辺」などの自然音も収録しました。